面接とは、自分を売り込む営業ですが、また企業側も良い人材を獲得するために、自社をアピールしたいところです。
まず、大前提として、企業は人材を雇うことで、売上、利益を上げるわけですから、「あなたが入ることで企業にとってはどんなメリットがあるか」というのを伝えるように心掛けましょう。緊張してしまってはせっかくのあなたの良さが伝わらないかもしれません。緊張している場合は、「すいません、緊張してしまっていて…」ということで自分自身で緊張をほぐすこともできます。視線を逸らしたり、下を向くといったことは、それだけで「自信がない」と受け止められてしまいますので、面接中は絶対やらないようにしましょう。
人と話をするときは、口もと当たりを見るように話すのが良いといわれますが、目と目を合わせて話しても良いでしょう。ただし、初対面では、5秒以上目をあわせているとプレッシャーを感じることもあるので、数秒間に一回は視線を外すようにしましょう。
表情を良くするには、口角を上げ、目を開いていると良い印象を与えることができます。背筋も伸ばすことで好印象となります。
面接中、「何か質問はありますか?」など面接官から質問をなげかけられたらできるだけ発言しましょう。何も答えないと、印象に残らなくなってしまいます。自分の気になることなどできるだけ率先して回答しましょう。
給与についての質問する際は、まず面接官から言い出すのを待ちましょう。待っても話題にあがらない場合、自分から切り出すのですが、「自分が会社でできること」「何をしたいか」を話す前に給与の話をしてしまうと給与だけで転職を希望していると思われてしまい、良い印象を与えません。まずは、自分にできること、転職先で何をしたいかを話しましょう。また、給与の額について具体的な金額を聞くこともあまり良い印象を与えないのでそのような質問は控えましょう。
面接をしてそれで終わりというわけではありません。
面接後には、お礼の手紙(メール)を書きましょう。
手紙を出すタイミングはその日のうちか遅くとも翌日までです。また、あくまでも面接に対するお礼をメインとし、追加アピールは控えましょう。
お礼メールに書くないようとしては会社の印象、面接の感想、そして、さらに意欲が増したこと等を簡潔に短い文章でまとめるようにしましょう。自分の気になることなどできるだけ率先して回答しましょう。
お礼の手紙で、自分をアピールしすぎては、逆効果になってしまうので、あくまでも、「礼儀、マナー」としての手紙を出しましょう。